発展学習を促進するカリキュラム外コースの並び替え機能 - 隔週報 2021-W50/51

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意欲の高い学習者を Aidemy は応援します

2021年 第50 - 51週,12月13日 (月) - 12月24日 (金) にリリースした機能を紹介します.

  1. 発展学習を促進するカリキュラム外コースの並び替え機能
  2. メンバー情報を便利に一括更新する CSV インターフェースの実装
  3. より機敏で快適な操作感を実現するデータベースの移し替え
  4. 個人情報を取り扱う Firebase Authentication の移管

発展学習を促進するカリキュラム外コースの並び替え機能

カリキュラム外のコースに優先度を付けて並び替える機能を実装しました.

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カリキュラムを終えた人にもさらなる学びを

11月19日に公開した FY22 Q3 (2021年12月 - 2022年2月) の開発計画に挙げられた機能の1つの実装が完了し,リリースされました.これにより,カリキュラムとして指定されたコースを完了してしまった学習者に,更に発展的な学習内容を示すための機能が整いました.

カリキュラム外のコースの順序を明示的に指定することで,カリキュラム完了後に着手すべきコースが明確になります.学習者は上から順にコースを履修していくだけで,自然な順序で学習を進められるようになりました.

このためには,管理者が管理画面上でカリキュラム外のコースの順序を事前に指定しておくことが必要です.管理者はカリキュラム設定画面で,カリキュラム以外のコースの順序の確認をしてみて下さい.

メンバー情報を便利に一括更新する CSV インターフェースの実装

CSV インターフェースの拡張で,管理業務がよりカンタン便利になりました.

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Aidemy を多人数で利用する皆様の利便性を向上します

開発計画記事で告知したもう1つの機能の実装も同時に完了しリリースされました.ユーザ情報を一括で編集するための CSV インターフェースを実装し,機能を開放しました.

Aidemy Business を多人数で利用いただいているユーザにとって,特にメリットの大きな機能リリースになります.これまでメンバー情報の編集は画面ごと (50名ごと) にしか編集できませんでしたが,CSV の入出力がサポートされたことにより格段に利便性を向上しました.

より機敏で快適な操作感を実現するデータベースの移し替え

Alms が利用するデータベースを MongoDB Atlas on GCP に移管しました.

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データベースとアプリケーションを GCP に集約します

Alms (Aidemy のサービスを提供しているシステム) が利用しているデータベースを MongoDB Atlas on GCP に移し替えました。これによりデータ取得速度の改善や、リソースを GCP に一元化できるなど多くのメリットを受けられます。

別のブログ記事で,改めて詳細をお伝えします。

個人情報を取り扱う Firebase Authentication の移管

Firebase Authentication のログイン機能などを日本リージョンへ移管しました。

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Aidemy はユーザの個人情報を守ります

これまでリージョンが米国になっていた Firebase Authentication のプロジェクト (ログイン機能などの集合) を日本に移しました.Aidemy ではユーザ情報を全て日本に配置し,厳格なユーザ情報管理を実現するため,この変更に加え Firebase Authentication の Identity Platform へのアップグレードも計画しています.