2022年 第2 - 3週,1月11日 (火) - 1月21日 (金) にリリースした機能を紹介します.
- Aidemy,世界へ!急成長に伴う国際化機能のリリース
- 公開された新機能を速やかに反映させる自動スーパーリロード
Aidemy,世界へ!急成長に伴う国際化機能のリリース
Aidemy を支えるシステム Alms に国際化を実装しました.
ソフトウェアの国際化 (internationalization,縮めて i18n) とは,ソフトウェアを多様な言語や地域に適合できるようにする設計工程のことです。
2021年2月24日にお知らせした通り,Aidemy が提供する一部のコースでは英語版を提供しております.これまで英語版コースの表示の処理は外部ツールを経由していましたが,これを改めました。具体的にはシステム自体に国際化の機能を実装するため、アプリケーションの表示に関わるロジックとデータベースの構成を見直し、コースの言語の出し分けを自前で行うように変更しました.
国際化の本格実装による利点は多岐にわたります.主要なものは次の通りです:
- 日本語版コースの内容更新に伴う英語版の更新がより迅速に対応可能に
- 英語版コースの表示の高速化.ベンチマークでは 3.4倍の高速化 (動画参照)
- 外部ツールに起因する制御困難性を解消し,システムの機能の拡張性を改善
公開した新機能を速やかに反映させる自動スーパーリロード
新機能リリース後,必要な場合に自動でスーパーリロードが行う機能を実装しました.
新しい機能をリリースしたあと、ユーザ側でリロードの操作が必要になる場面がありました。これはソースファイルに自動的に名前が割り当てられ公開されるためです.
今回の改修で,読み込んでいたファイルが動作しない場合は、ページが自動的にリロードを試行する機能を追加しました。これにより新機能リリース後に速やかに開発成果をユーザへお届けすることが可能になりました.